男もすなる日記といふものを…。
…とりあえず、前置きは置いといてブログを始める事にしました。自由に書いていくので時間があれば寄っていってください。
初回は、在りし日(結婚3年目くらい)のネタ系ノンフィクションを。
皆様、すしざんまい、寿司まみれ、という言葉を聞いたことがあるだろうか。
世間一般でいうその言葉は、飲食店のお寿司屋さんを指すだろう。
そこでだ。
私が体験した話をしたいと思う。
その日は息子と鉄道博物館にいって、チャリで意気揚々と自宅に帰っていた。
道すがら、彼女(奥さん)から頼まれていた夜ご飯を買った。
彼女はマック、私は寿司だ。
一口で寿司といっても、想像つきにくいかもしれないので詳細を記述する。
サーモン、炙りサーモン、かんぱち、ネギトロ細巻。
ここで私の嗜好はあえて掘らないことにする。
家に帰宅し、子供をお風呂に入れ、いざ、飯時。
開始から40分はわりと穏やかな会食。
しかし、突然雲行きが怪しくなった。
なぜか。
それはやはり私の行動が原因だったらしい。
実はこの日の2日前に、ふらっと入った居酒屋のカウンターで、たまたま隣り合った見知らぬ女性と飲んでいた。そのことが彼女のイラッとポイントをじわじわ攻めた。
ここであえて、彼女のフォローに回りたいと思う。
世間一般の女性よりは彼女は寛容だ。
グループ飲み(男・女がいる複数飲み)に関してはYES WOMEN。
さし飲み(私&女性)については、彼女が知っていればYES。知らなければNO。
少し補足しておこう。
知っているというここでの定義は、彼女が直接comunicationしたかをを指しているわけではない。
私が彼女との日常会話でその女性(さし飲みする女性達)の話をし、その時の印象で彼女が私とさし飲み女性が飲んでも不適切な関係を結ばないかどうかという判断をする。
それが彼女にとっての知っているという言葉である。
さて、そのことを踏まえて、その女性との飲みを改めて考察してみる。
いや、考察するほどのことでもないかもしれない。
勘のいい皆様にはお気づきであろう。
そう。
その女性は彼女にとって、知らない女性だったのだ。
よって、彼女が実は怒っていたことが会食で明るみになったわけだ。
私は政治家並みの釈明に追われ、背脂(脂汗)を垂れ流しながら、彼女に謝罪した。
彼女は強敵だ。
簡単に納得はしてくれない。
火ぶたが切り落とされたのは、私の不用意な発言だ。
「こんだけ謝っているんだから、許してくれてもいーじゃん」
この一言が彼女の逆鱗に触れた。
彼女は般若のような顔をして、おもむろに私の大好物のお寿司達を手に取り、私に全力で投げつけてきた。
しかもである。
かの有名な野球選手、野茂張りのトルネード投法で。
私のお寿司達は竜巻のような回転をしながら私に襲ってきた。
お寿司を投げつけるという常人の域をこえた行動に私の思考は停止した。
次々に投げられるお寿司達。
それを様々な部位で受け止める私。
これをすしざんまい、もしくは寿司まみれといわないで何と呼べばいいのだろうか。
こんなブルジョアな遊びは絶対してはいけないと思い、あえて公表させて頂いた。
既婚者の方、もしくはこれから既婚者になる方、女性とのさし飲みについては気を付けなはれやっ!
◆食べ物を粗末にするという点においては彼女に説教したのは言うまでもないが、ここでそれを突っ込んでしまうと本題と脱線してしまうので、あえて掘り下げないようにする。
◆また、彼女は恐妻家ではなく、そのチャーミングさは結婚生活が長くなるに連れて鰻登りである事も記しておく。